|
2008年08月16日
【アカデミー情報】西洋×日本セミナー「東西アカデミズムの真髄」
┌─────────────────────────────────────┐
西洋美術×日本美術 コラボレーションセミナーが実現!
└─────────────────────────────────────┘
美術出版アカデミー初のコラボレーションセミナーです。西洋美術と日本美術。例えば、同じ時代、その土地ではどんなことが?共通点があるのかないのか?そして、どんな違いがあるのか?など。美術の東西交流、ここに実現。
●---------------------------------------------------------------------------●
西洋美術×日本美術 コラボレーションアートセミナー
『東西アカデミズムの真髄』
ミケランジェロ「天地創造」*狩野永徳「洛中洛外図」
■日時 10月3日(金)19:00~21:00
■料金 3,000円(税込)
⇒申込はコチラから。
●---------------------------------------------------------------------------●
■西洋美術講師 岡 伸昭 (アーティスト・美術出版アカデミー講師)
拝啓 ミケランジェロ様。
一介の芸術家気取りの私があなたのことについてお話しをさせていただくことになりました。私のキャリアを振り返ってみれば、15~16歳の頃にあなたの60代半ばの作品であるブルータスの石膏像を必死に触って、眺めて、木炭デッサンに取り組んだことを思い出します。
15~16歳の若造の私でも10ヶ月程度で完成させたことを思い出します。その後、数枚は描いたと思います。体の正面からだったり、やや斜め後ろだったり・・・。
今になって振り返ってみれば、「像を閉じ込めている大理石の中から、その像を解放するために彫り起こす」。という彫刻に対するあなたの考えが、500年の時を越えてこんな日本の田舎者でも再現できるミケランジェロ・マナーを経験したことになったのだと思います。空間把握、或は、空間の意識を強く感じれば、絵もまた同じであることを、あなたは本意ではなかったにせよ、『天地創造』を一人で描くというとんでもない仕事を力でねじ伏せました。証明や実演なんて言葉は遥かに及ばないのはいうまでもありません。「人間にとって最大の危険は、高い目標を設定して達成できないことではなく、低い目標を設定して満足してしまうことである」。もう充分です。
私のようなものが、偉大な、いや、その上に位置するミケランジェロを語るなんて、でも、やってみます。
出すぎたことと思いますが、レオナルド様、トッリジャーノ様とはくれぐれも仲良くしてください。 敬具

システィーナ礼拝堂 天井画/ミケランジェロ 1508-1512年頃 フレスコ システィーナ礼拝堂(バチカン)
■日本美術講師 北 進一 (桐朋学園芸術短期大学講師)
狩野永徳は、日本のアカデミズムの頂点ともいえる狩野派の頭領として権力者・織田信長や豊臣秀吉の居城の襖絵に腕をふるいました。彼の若干23歳の作とされる「洛中洛外図屏風」は、当時の京都の名所や人事・風俗があますところなく表現されています。
この屏風は将軍足利義輝の注文を受けて制作した後、天下を手中にした信長の手にわたり、京都の支配権を誇示するかのように信長から戦国武将・上杉謙信に送られたものです。「洛中洛外図屏風」の金に満ちた世界を解読すると、日本絵画の黄金期に君臨した永徳の真髄が見えてきます。

[左]上杉本 洛中洛外図屏風 左隻/狩野永徳
[右]上杉本 洛中洛外図屏風 右隻/狩野永徳
---≪こんな方にオススメ≫--------------------------------------------
・西洋美術も好きだけど、日本美術も好き!
・美術をいつもと違う視点から勉強してみたい。
・時代から美術を学んでみたい。
-----------------------------≪申込はコチラ、又は下記からどうぞ≫

|