【レシピ06】 夢中で彫る!こだわりの一品!篆刻(てんこく)づくり

夢中で彫る!こだわりの一品!篆刻(てんこく)づくり    <レシピno.006>
難易度:★★★★☆   作成目安時間:420分

~作品紹介~
篆刻(てんこく)とは、「石・木などの印材に字を刻する」こと。また「方寸の世界」とも言われ、約3㎝四方の平面に、書・絵画・彫刻などの要素を盛り込んだ、東洋独特の文字芸術です。筆を持って紙に書くように、印刀(印刻に用いる小刀)を持って石に書く。もちろん作った後は、手紙や季節のメッセージカードに押印して「世界にひとつだけのマイ印鑑」として使えます。

≪使うもの・道具≫

・商品番号06-0636 石の造形てんこくセット 高麗石 (印刀付)
[セット内容]高麗石(印刀6mm)、印材(高麗石)、耐水ペーパー2枚(♯80、♯800)、トレペ、カーボン紙、印材袋(エコ)、説明書、BSS文字見本付  ・・・・・・・・・・・定価 540円+税

*使用するてんこく彫刻刀について(今回はセット付属の刀以外に下記を使用してみました)。弊社カタログに、
[商品番号01-1753 印刀4mm・・・定価220円+税] がございます。

*使用する工芸用鬼目やすり について。弊社カタログに、
[商品番号06-0596 工芸用鬼目やすり2本組(上写真左)・・・定価700円+税]
[商品番号08-0535 工芸用鬼目やすり 半丸(上写真右)・・・定価480円+税] がございます。

———————————————————————————————–

【作り方レシピ】 夢中で彫る!こだわりの一品!篆刻(てんこく)作り 〇画像をクリックすると大きく表示できます。

~印の部分編~

(1)印にしたいイメージをデザインします。

これは「欣」という文字(社員の名前の一部)です。

(2)印の部分を軽く削ります。


(3)トレーシングペーパーにデザインを写します。


(4)カーボン紙を使って、印材に反転したデザインを写します。

≪!! 注意 !!≫印材にデザインを写す時は必ずトレーシングペーパーを 「反転」 させてください。
「反転」したデザインを彫ることで、印押した際に正しい向きになります。


(5)バイスに挟み、写したデザインの線に沿って彫ります。

てんこく彫刻刀を使用して彫ります。上記の右写真のような刀の持ち方で「押しつけるように」線を彫っていくと輪郭としてきれいに彫れます。線を一通り掘ったら、インクがのらない部分を刀の平な部分で薄く彫ります。
てんこくプラバイスを使用すると、印材がズレないので非常に便利です。

(6)彫り過ぎないよう慎重に進めていきます。

彫った部分の深さは0.5mm程です。薄皮をむくような気持ちで慎重に!

(7)印の部分、完成!

出来上がったら、早速押してみましょう!!
印泥を使用すると通常の朱肉よりも粘りがあり、しっかりと押印できます。
印泥の成分は、艾(もぐさ)とひまし油に顔料を加えた物です。[印泥 商品番号01-1772 ・・・定価170円+税]

印の部分が出来たら、次は「持ち手」の部分です。「彫った」後は「削り」ます♪

~持ち手づくり編~

(1)持ち手のイメージをデザインします。

今回は図案集にも掲載している上記の形に彫っていきます。

(2)鬼目やすりでひたすら削ります。

まずは、デザインの中で最も凹みがあるところを集中的に無我夢中で削ります!
今回は、高麗石という印材を使用します。

(3)穴を開け、広げていきます。


(4)形を整えていきます。


(5)耐水ペーパー(♯240&♯800)を水に濡らして、磨いていきます。

水に濡らすことで、削りカスが研磨剤となり滑らかに仕上がります。耐水ペーパーの前に紙やすりで軽く磨いておくとさらに滑らかに![紙やすり(♯120) 商品番号08-0904 ・・・定価30円+税]

(6)つるピカシートでピカピカに。

上記の写真左が「つるピカシート」。茶色の面は磨き用、ピンクの面は仕上げ用でツヤ出しオイルが含まれています。

(7)完成!!


———————————————————————————————–

~持ち手を上手に彫る為に~

立方体の六面それぞれのデザイン画をスケッチしておきましょう。
見る方向によって形が異なるような場合は、頭の中でイメージを固めて、下記のように書き出してみましょう。*色を塗った部分を削ります

四面どこから見ても同じ形になる場合は下記のようなスケッチになります。*色を塗った部分を削ります

≪!! ワンポイント !!≫削る作業中はどうしても下書きが消えてしまうので、作業中に手を止めて、何度も描いて形を確認することで、失敗が少なくなります。

———————————————————————————————–

~印材について(4つの石を簡単に比較)~

高麗石(こうらいせき)
[原産地] 中国北部
[色] 白っぽく単一化している。
[硬さ] 非常に柔らかく削りやすい。多少なら爪でも削れてしまい、欠けやすいのが難点。
[磨き] 真っ白な印材なので、磨き効果はやや劣る。

遼凍石(りょうとうせき)
[原産地] 中国北部
[色] 透明度があり、色は単一ではない。模様がさまざま。その特性を生かして作品表現ができる。
[硬さ] 適度な柔らかさなので、面白い造形が出来る。
[磨き] 透明度もあり、模様もあるので、磨き方次第でいろんな表現が可能。

寿山石(じゅざんせき)
[原産地] 中国南部
[色] 赤めの色模様が多い。
[硬さ] 硬くて欠けやすい。不純物が混入しているのもあり、かなり彫りにくい石もある。
[磨き] 透明度はないので、磨き効果は少ない。

巴林石(ぱりんせき)
[原産地] 中国北部
[色] 不透明。
[硬さ] 程よい硬さで削りやすい。粘りもある。
[磨き] 透明度はないので、磨き効果は少ない。

———————————————————————————————–

~商品のご紹介~

・06-0636 石の造形てんこくセット 高麗石 (印刀付)
[セット内容]高麗石(印刀6mm)、印材(高麗石)、耐水ペーパー2枚(♯80、♯800)、トレペ、カーボン紙、印材袋(エコ)、説明書、BSS文字見本付  ・・・・・・・・・・・定価 540 円+税

・06-0618 てん刻セット 遼凍石 (BSSオリジナル)
[セット内容]遼凍石、耐水ペーパー(♯80、♯800)、方眼付トレーシングペーパー、カーボン紙、布袋(約80×115mm)、説明書(手順、図案集)、BSS文字見本付  ・・・・・・・・・・・定価 650円+税

・商品番号01-1753  てんこく彫刻刀 印刀4mm
 ・・・・・・・・・・・定価220円+税

・商品番号06-0596 工芸用鬼目やすり2本組(上写真左)
 ・・・・・・・・・・・定価700円+税
・商品番号08-0535 工芸用鬼目やすり 半丸(上写真右)
 ・・・・・・・・・・・定価480円+税

・商品番号06-0626 つるピカシート 60×80mm 3枚組
 ・・・・・・・・・・・定価167円+税

・商品番号01-1761 てんこくプラバイス(大)
 ・・・・・・・・・・・定価600円+税

・商品番号01-1772 印泥 角型(有効印面35×35mm)
 ・・・・・・・・・・・定価170円+税


★その他「てんこく印材」の石の単品販売も各種行っております。

ご購入はこちら